『俺は、カードを読み取り「青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)」を召喚!!』
こんなことが訪れる日が確実に近づいています。
ソリッドビジョンを実現しそうな現代技術
「ソリッドビジョン」とは、原作「遊戯王」において使用されている立体映像のことです。
そのソリッドビジョンが技術の進歩により実現されようとしています。
参考:ソリッドビジョン
2018年6月4日にAppleが開いた「WWDC2018」にて発表されて、この秋に公開を予定している「iOS12」。
この中に我々YPが待ち望んでいる「ソリッドビジョン」の夢へと、ぐっと近づけてくれる技術が組み込まれているのです。
それは、「AR技術」。
AR技術とは?
「AR技術」とは、「Augmented reality(拡張現実)」を実現してくれる新技術。
iPhoneなどのカメラを通じて空間を把握して、それを映し出した画面にCGを重ねることで、仮想と現実を入り混ぜる表現技法です。(ポケモンGOのARモードにも応用されています。)
そして、今秋iOS12で公開予定のAR技術は、現行のARKitをバージョンアップした「ARKit2」。
具体的には、こんなことができます。
参考:Testing iOS 12 ARKit 2 0 collaborative augmented reality in Esimple
ARKit2の詳細については、Appleが開発者向けに専用のページで1時間ほどのボリュームの動画で解説しています。
そして、ここから本題です。
休日をリリースして「青眼の白龍」を召喚した猛者が登場!!
開発者は、フルスタックエンジニアの小池 駿平(@shunpei42ba_)さん。
技術的な話としては、実物カードの「青眼の白龍」を認識して、そこに別に作成した3Dオブジェクトの「青眼の白龍」を表示させています。
そんなステキなアプリを休日の2日間を生贄に作ってしまったというから驚きです。
さらに、開発者の小池さんによると、この「3Dオブジェクトを表示させるアプリ」は機能を拡張させる予定があるとのことです。
リクエストなどがある方は小池さんのTwitterアカウント(@shunpei42ba_)までご連絡ください。
あなたのアイデアがアプリに盛り込まれるかもしれません。
また、こちらのページで制作過程がコードと共に詳しく解説されていますので、興味がある方はぜひ御覧ください!!
最近ではコナミさんが機械学習を使って9000枚のカードを画像認識AIで判別したというニュースも話題になっていますね。
将来的にゲームと連動できるようにする狙いがあるとのことなので、遊戯王のカードを使った新しい遊び方ができあがる可能性もあります。
さらに「遊戯王の最強なりきりシステム(YARDS)」なるものを作った強者がいたりと、どうやら「遊戯王」というコンテンツも次のフェイズへと進んでいるようです。
ようやくできたー!
ソリッドビジョンシステムはもうちょっと技術が進歩しないと無理なので、「遊戯王の最強なりきりシステム」を作った! (すべて加工なしの実写) #遊戯王 #yugioh pic.twitter.com/39h1rvHmhy— Reo@YARDS (@reoasxdtmgt) 2018年8月14日
まとめ
技術の進歩により漫画やアニメの中だけだったことが、実現されつつあります。
いつの日か、召喚したモンスター同士が目の前で熱いバトルを繰り広げてくれる日もくることでしょう。
そして、遊戯王が好きな子供だった人たちが、小池さんのように遊戯王を盛り上げる大人になっている方もいらっしゃいます。
そんな世にある素晴らしいモノやコト、ヒトを知ってもらうお手伝いをしつつ精進精進!
それでは、最後まで読んで頂いてありがとうございましたφ(^ー^)ノ